オーストラリアの大学予備教育

オーストラリアの大学の接続 
―事例大学の分析を中心として―
朱 静 雯

はじめに 
 国際教育の急速な拡大は以下の数字で明らかになっている。2000年に、約97,000,000人の学生が海外の高等教育機関に入学したことと比べ、2015年の予測では、海外の高等教育機関に入学する学生の人数は約263,000,000人に至る。この人数の急激な増加は、知識経済およびハイスキルの人力資源への需要と強く関係する。しかし、アジア諸国の世界における重要性は益々目立つようになっているため、アジア人留学生が留学先との国際的な接続も以前と比べ頻繁になり、優秀な学生の選抜、受け入れの需要も増大している。本研究は、アジアとの関係を益々拡大・深化しているオーストラリアに焦点を当てる。 2014年11月2日から17日にかけて、本研究のために、オーストラリアにおける受け入れ機関・大学を訪問し、インタビュー調査を行った。これらの訪問機関の行うオーストラリアの大学受け入れについて、代表的だと考えられる事例の分析と検討を行う上で、国際的視点から、優秀な人材の選抜が効率性、合理性、公平性などに焦点当てて検討する。本研究は、主に2014年11月のオーストラリア調査先でのインタビューに基づくものである。
用語について
 アジア・オセアニアにおける国際的接続に関して、本論中で用いる用語について、以下の用語を定義と説明を加える。
(1)入学許可書 (CoE:Confirmation of Enrolment)
オーストラリア政府のウェブサイトにおいて、入学許可書のマニュアルがある。この入学許可書の説明では、以下のように示されている。オーストラリアへ留学する際、オーストラリアへの留学ビザが必要となる。そのビザを申請する際の重要なものの一つは入学許可書である。それは、学生がオーストラリアの大学に一回目の学費を払った後の入学確認書となる。オーストラリア留学ビザを申請する際、入学許可書を提出する必要がある。端的にいえば、入学許可書は学校が入国管理局に提出する証明である。それによって、ビザの受付が可能となる。特に、“Group of Eight ”の大学に申請する学生が、学校からFirm Offer を獲得した後すぐに学費を支払い、入学許可書を取得することが勧められる。その理由としては、申請する学生数に対して、学位を取得する人数が限られているからである。そのポイントは、もし、入学資格があり、また学費も払えるとしても、学位を取得する人数次第で、入学許可書を獲得できない場合もある。ここで、人数を制限することで教育の質保証ができると考えられる。
(2) 国別教育事情データ
大学における国際教育の国際化が進むにつれ、専門知識や経験などを海外で獲得した後にオーストラリアに来る者に関して獲得した専門知識や経験を公に認定するため、海外からの留学生を受け入れる際に留学生の出身国においてどの水準の教育を受けてきたのかを判断することが重要である。この作業を支援するため、AEI の内部に「国立海外能力認定事務局(NOOSR )」が設けられている。その様々の活動を通じて、さらに重要である国別教育事情データ(Country Education Profile,以下:CEP )と称する冊子シリーズがある。大学自身が、留学生を受け入れる時の適切なアカデミック・レベルを設定する決める権力がある。その時、CEPはほとんどの大学側の参考になる。そのもう一つは、Assessment of Overseas Qualification である。それは、CEPほど広範に使われていないが、組織(例えば留学生の将来の雇用者など)に留学生の海外資格の教育的なレベルを理解するためのサポートしてくれるものである。
(3) CALLISTA(カリスタ)システム
 カリスタはオーストラリアにおいて、一般的に使われるデータを管理するシステムである。その中で、留学生の成績やID番号など、個人個人の情報(国籍、年齢、エージェント経由か否か、大学入学準備コース経由か否かなど)が入っている。各大学や大学入学準備コースの提供者などがお互いに共有し、学生の情報を登録している。
(4) ファンデーション・プログラム(Foundation Program) 、ディプロマ・プログラム
(Diploma Program)とELICOS(エリコス)
 「ファンデーション・プログラムのための国家基準 」によれば、ファンデーション・プログラムとは、留学生がオーストラリアの高等教育プログラムに入学するのに必要とされるスキル・能力を保障するためのコースとして国家的に認められるものであり、通常大学学部一年生、またはそれと同等のレベルへの移行を実現する進路を提供するためのものを指す。
「ディプロマ・プログラム」については、それぞれのVET(職業教育機関)では様々なディプロマ・プログラムを設定しているが、本論中でのディプロマというのは、留学生の場合のディプロマ・プログラム自体の資格取得よりも、大学進学のパスウェイということである。これらのコースはTAFE、私立専門カレッジ、大学などで大学学士課程入学のために、または大学の学士コースと組み合わせたものとして募集されている。よく見受けられるケースとして、ディプロマを修了した学生が大学のビジネスコース(学士課程)の2年次へ編入することができるというものである。この方法は、大学学士コース入学条件に合致していない学生が大学進学を目指す代替パスウェイとして用意されていると言える。特に、日本の高校生に対しては、ファンデーション・プログラムを経由しなくても、日本の高校を卒業後、大学に進学できるため、あまりファンデーション・プログラムに参加するメリットがない。逆に大学に直接進学すれば、3年間で学位を取得することができる。つまり、1年間短縮することができるということである。Diploma Part 2(大学一年次)に入学するか、大学に直接入学するケースのほうが多いのである。
 AEIの調査によれば、ほとんどの留学生がELICOS を手がかりに、オーストラリアで複数のレベルもしくはタイプの教育・訓練を受けている。その理由として、オーストラリアの大学に進学するため、他の成績などと比べて、英語能力が圧倒的に重要である。そのため、英語を公用語・準公用語とするシンガポールやマレーシアからの学生は高等教育機関に直接入学する傾向が強いのに対し、タイや中国、ベトナム、韓国出身の学生はELICOSやその他の英語コースを経由して進学する割合が高い。また、ELICOSと比べ、その割合が低いものの、入学前に、ファンデーション・プログラムにより、大学生活に「適応」することが利点と言われる 。

1.オーストラリアにおける留学生受け入れの背景と全体構造
1-1 留学生受け入れの背景と現状
オーストラリアにおける留学生の公的受け入れは、1950年発足したコロンボ・プラン (Colombo Plan)の加盟を契機とする。1980年代中盤、経済不振のため、オーストラリア政府は私費留学生受け入れを積極的に拡大すべきだとの見解が示されるようになった。それに伴うと、私費留学生の受け入れ拡大を模索していくこととなった。更に1990年代、オーストラリアの留学生数はすでに20万人を超え、国際教育はオーストラリアの第三輸出産業と言われるほど成長を遂げた。しかし、民間教育機関による強引な勧誘やそれによる様々な問題も引き起こした。
 オーストラリアにおける大学教育は、国際的な展開の活発化に伴い、国内の留学生への消費者保護の整備を進めていると言われている。オーストラリアは、留学生に適切な教育を提供することを保証する国家法「留学生への教育サービス制度(ESOS Act)」を制定している世界でも希少な国である。ESOS制度の目的は、留学生への正確な情報提供、留学生の利益保護(授業料の返還保証、授業料に見合う教育保証など)、不満対応手続きなどの整備である。なお、ESOS制度は1991年に制定され、2000年に大幅な改正がなされた。改正の主要なポイントは、「留学生受け入れ教育機関登録制度(CRICOS )」の制定と、登録機関の遵守義務の詳細な記述である。オーストラリアは、留学ビジネスは重要な基幹産業の一つとなっており、留学生を受け入れる教育機関を対象に、「CRICOS コード」と呼ばれる全国統一の認定基準を設けるなど、連邦政府をあげて海外にアピールしている。ESOSの改革においては、情報提供・授業料・生活条件といった面で如何に留学生保護を強化するのか、留学生の入学水準維持や教室・キャンパスでの教育・社会経験の充実といった点で教育の質保証を如何に実現するのかに焦点に議論がなされた。ESOSの整備も充実するように発展していくことは、さらに留学生が増加し、オーストラリアの国自体や教育機関側も積極的に受け入れを行っている状態を促進していることとなっている。ところが、規制する対象は教育提供者(教育機関)であるため、消費者個人はその制度への関心は低い現状である。実際に、教育消費者がESOS法と「The National Code 」 を調べることにより,自分の権利を保護することができるだけではなく、厳格な規定に目を通すことにより、大学在籍中に起こる可能性のあるトラブルへの予防策となるため、多少時間やお金を無駄しないようにできると考える。
 上述のESOSとCRICOSとNational Codeの関係性については、まず、ESOSは、留学生(オーストラリア国内外を問わず)がある条件を満たすためのコース提供を義務づけている。一方、National Codeは、ESOS条例に基づき満たさなければならない条件を定めている。CRICOSは、National Codeに自主的に充足しているプロバイダーを登録している。
 オーストラリアの留学生数が、年々増加しているが、高等教育の拡大や多様化は、質の低下への疑問も倍加させている。数年続いたオーストラリア・ドルの値上がりを背景に、オーストラリアの大学も留学生を呼び込むため、オーストラリア・ドルの高騰を克服しながら、大学の魅力が価格上だけではなく、高い品質の教育を提供していることを留学消費者に対して保証しているが、オーストラリアの国際的地位の維持・向上にもさらに喫緊な時期となってきていると言える。

1-2 オーストラリアの高校における教育体系について
 高大の国際的接続の特徴を把握するために、オーストラリアにおける高大国内接続を明らかにする。オーストラリアにおいては、州によって教育体系が異なる。たとえば、クイーンズランド州は7―3―2で、ニューサウスウェールズ州とビクトリア州は6―4―2である。最後の2年はどの州でも同じ、ニューサウスウェールズ州の場合は、高校はY-7からY-12まである学校もある。州をまたいでくる学生は、他州でも高校卒業時期は同じなので、HSC(High School Certificate。それは、ニューサウスウェールズ州の言い方)である高校卒業証書があるのでそれを受けてから、大学に進学する。
 オーストラリアの大学は、1学期から3学期まで授業、4学期はテストを受ける。テストの期間は10月である。レジストレーションは11月である。学生は大学入学センター(University Admissions Centre: UAC)に登録する必要がある。2015年現在は、学生がどの州の高校で卒業したとしても、小テストを受けて、点数によって、入学条件に満たす大学に進学する。海外からの高校卒業生がオーストラリアの高校卒業生の学術的なギャップが明白にある。その意味では、高校との連携のためファンデーション・プログラムなど準備プログラムの必要性に対する理解もできるであろう。

1-3 オーストラリアへ留学に行く3つの接続形態
(1)大学入学試験の成績(中国なら「高考」)により、受け入れる
 中国では、「高考」という中国で実施されている入試システムがある。その入試の成績が良ければ、直接に入学できる場合はある。英語の基準は少し違う。英語の基準を満たしていて、「高考」の点数が足りていれば直接入学できる。
(2)IBまたはSATの成績により受け入れる
 日本の例でいうと、日本人の高校生はオーストラリアの大学に進学するため、IBあるいはSATのテスト成績が必要であり、それにより、受け入れる。オーストラリアの大学は、日本の高校の成績はほとんど認知がされていない(唯一モナシュ大学なら、認知がされている)からである。センター試験の成績で受け入れようかと思うが実現していない。高校を選択して受け入れることはしていない。日本(韓国も似たような情況であるが)の学生の成績に対する評価が非常に難しい。ファンデーションに行かないままの大学入学は困難である。それでもファンデーション・プログラムに行かない学生が多数いる。その時、IBやSATの成績が必要であるし、認められる。もし、英語力が足りたとしても、IBあるいはSATの成績が必要である。
(3)ファウンデーションやディプロマ経由で受け入れる
 ファンデーション・プログラムは、留学生がオーストラリアの高等教育プログラムに入学するのに必要とされるスキル・能力を保障するためのコースとして国家的に認められるものである。「高考」、IB、SAT等の成績が良くない学生は、ファンデーションに通じて、通常大学学部一年生、またはそれと同等のレベルへの移行を実現する進路を提供される。

2.本研究の事例調査について
大学進学のための準備コースは様々ある。その中、オーストラリアで、特にオーストラリアの留学生がよく詳しいファンデーション・プログラムは、最も代表的である。1988年に、Foundation Studies のアイディアが生み出した。そして、1989年に、初めてのクラスが誕生した。ほとんどの大学で、自分の大学のファンデーション・プログラムがある。オーストラリアのファンデーション・プログラムを提供している教育機関の中、約半数は大学直属で、残りは私営である。オーストラリアの大学のファンデーション・プログラムに進学志望の学生の特徴は、自国の入学試験で、志望する大学の点数よりやや低い学生や、自国の成績や卒業証明書が認められない学生である。オーストラリア全土で、70箇所のファンデーション・プログラムを提供する機関がある。ただし、ファンデーション・プログラム経由して、大学へ進学する留学生は、留学生全体に占める割合は非常に低い。ファンデーション・プログラムの費用が高いのは、その大きな理由と考えられている。
2014年11月2日から17日にかけて、オーストラリアにおける受け入れ機関・大学を訪問し、インタビュー調査を行った。その中、表2-1で示すように、UNSW Foundation Studies(UNSW Foundation Studiesはオーストラリアで最も古いプログラムの提供者である)とモナシュ・カレージ(Monash College)は、大学との密接な連携がある機関である。 ナビタス・イングリッシュ・ダーウィン(Navitas English Darwin)はELICOS校である。マコーリー大学(Macquarie University)は、独自のファンデーション・プログラムも有し、そして他のパスウェー(Pathway)も整備されている。それに対して、チャールズ・ダーウィン大学(Charles Darwin University)は、ディプロマ・プログラム(Diploma Program)もファンデーション・プログラムも提供せず、民間機関のナビタース(Navitas)と連携し、NOOSRなどのデータベースを活用して、優秀な学生を選抜している。

表2-1 本研究の調査先の教育項目の提供情況
英語のみの
コース提供 ディプロマ・
プログラム提供 ファンデーション・プログラム提供
ニューサウスウェルス・ファンデーション・スタディス ○
ナビタス・イングリッシュ・ダーウィン ○
モナシュ・カレッジ ○ ○ ○
マコーリー大学 ○ ○ ○
チャウルス・ダーウィン大学
(筆者作成)

3.事例調査
3-1 UNSW Foundation Studies の事例
 UNSW Foundation Studies (ニューサウスウェールズ大学 ファンデーション・スタディ)の本部はUNSWの完全所有である。現在学生2000人程度が在籍している。教員は、60%はフルタイムで、40%はパートタイムである。学生の年齢は16-25歳で、18歳の学生(高校卒業したばかり)の人数が一番多い。(ちなみに、ビクトリア州にある、UNSW大学と同様に世界有名な大学であるメルボルン大学のファンデーション・プログラムにおいてはわずか約1100人で、また、ニューサウスウェルス州の名校もう一校であるシドニー大学において、人数がわずか1000人未満である)。UNSW Foundation Studiesで卒業した学生の98-99%の学生はUNSWに進学する。ファンデーション・プログラムに使われている教材は、UNSW Foundation Studies独自の教材制作チームで作成される。キャンパスは13校で、本部、インドネシアに1校、ラオスに1校、中国に10校である。
 UNSW Foundation Studiesの入学の基準に関しては、各国の学生の成績を参考する上での判断となる。その中、中国人留学生の場合は、複雑である。中国人留学生の受け入れについて、各校の実際の水準より、場合によって受け入れをする。標準の高校二年生の学生は、母国の学校での試験(期末試験など)満点の約85%-90%が取れる場合、受け入れる。同じく、高校三年生の学生の場合は、母国の試験の満点の約75%-85%が取れる場合、受け入れる。また、成績表を見る場合、中国で、地域によって、個別の学校の試験の難易度を調べ、成績表に参考し、合格ラインを作る。同じ地域であったとしても、重点高校の学生の点数(試験はさらに難しいのため)には15%のボーナス点数をつけて判断する。また、中国の大学入学試験である「高考」の点数を参考する時も、省によって、科目別のデータを収集し、総得点のみならず、各科目の合格ラインを設定する。そのため、一定の学力がある学生の資質を把握できる。UNSW Foundation Studiesは中国各省(または各高校)の試験成績データを統一な基準に換算し、受け入れる時に参考する。そのデータの換算基準は、各大学で各自計算する。換算方法について、統一基準というものはない。

3-2 モナシュ・カレッジ( Monash College)の事例
 モナシュ・カレッジは、モナシュ大学あるいは他の重点大学に進学するのに優れたパスウェー(Pathway)とオーストラリアで思われている。モナシュ・カレッジは、大学進学のためのアカデミック・プログラム、あるいは英語のみのコースを提供している。オーストラリアにおいて、キャンパスは2つ存在する。一つはクレートン・キャンパス(Clayton Campus)ともう一つはメルボルン・シティ・キャンパス(City Campus)がある。また、中国、インドネシア、マレーシア、シンガポール、およびスリランカにおいて、パートナー機関というかたちでグローバル・ネットワークも有している。
 モナシュ・カレッジはモナシュ大学が作った会社であるため、全称はMonash College Pty Ltdである。モナシュ大学のために存在し、プログラムを提供している。オーストラリアの産業の視点から見ると、留学生の授業料は全体の収入源の30%~40%となっている。モナシュ・カレッジは、ビジネスとして活動できるように会社として作られるものである。モナシュ・カレッジの歴史について、最初はモナシュ大学のためのリクルート手段としての存在であったが、現在その役割は大学の方に移り、モナシュ・カレッジの現在の役割は、モナシュ大学に入学するための教育プログラムを提供することになっている。モナシュ・カレッジは、モナシュ大学に進学するために、英語力、またはアカデミックの要求を満たしてない学生のために、ブリッジ(架け橋)として存在している。オーストラリアの大学も海外の大学も含めているが、モナシュ大学に進学やすくするためにプログラムを提供している。モナシュ・カレッジの学生は英語力に関しても、アカデミック・スキルに関しても、一般の学生に比べて低いため、直接にモナシュ大学に入れない学生のために、モナシュ・カレッジがオプションとして存在している。その要求がモナシュ大学に揺れる場合には、モナシュ・カレッジが調整してくれる。モナシュ・カレッジのスタッフは、モナシュ大学とモナシュ・カレッジの両キャンパスに設置されているオフィスに勤務している。 モナシュ大学がモナシュ・カレージにフィードバックを行う。アカデミック・ボードがある。
 モナシュ・カレッジは、2014年に20週年を迎え、そのビジョンとしては、“Transition Education Provider“である。そして海外から、モナシュ大学に進学するためのトランジッション・プログラム(移行プログラム)を提供することが、モナシュ・カレッジのもう一つのミッションとなる。

表3-1 モナシュ・カレッジのプログラムの選択基準表
Foundation Year Diploma Part 1 Diploma Part 2 English Programs
ロケーション オーストラリア
中国
インドネシア
マレーシア
スリランカ オーストラリア
インドネシア
シンガポール オーストラリア
インドネシア
スリランカ
シンガポール オーストラリア
インドネシア
マレーシア
ディシプリン 大学全体範囲の予備プログラム アートとデザイン
人文学部
ビジネス
エンジニアリング アートとデザイン
人文学部
ビジネス
エンジニアリング
情報技術 英語
学究的な研究スキル
モナシュ大学の受け入れ情況 モナシュ大学のすべての学科の一年目に入ることができる。最小学級に到達する科目。 モナシュ大学の関連学科の一年目に入ることができる。最小学級に到達する科目。 モナシュ大学の関連学科の二年目に入ることができる。最小学級に到達する科目。 Monash Bridging Programsの場合は、条件付きにモナシュ大学に入ることができる。
他の大学の認定情況 すべてのオーストラリアの大学及び北米とイギリスの40校国際的大学に認定される。 モナシュ大学入学するために制定されるプログラムである。Diploma Part 2およびモナシュ大学に認定される。 モナシュ大学入学するために制定されるプログラムである。他の特定な大学にも認定される。 英語プログラムの種類によるが、IELTS成績相当で、他の機関に申し込み可能の場合もある。
学術的要求 オーストラリア Y-11及び相当レベル オーストラリア Y-11及び相当レベル オーストラリア Y-12、Foundation Year 、Diploma Part 1及び相当レベル 各目標コースによる
英語要件 選ぶコースによる。Extanded Program なら、最低IELTS 5.0(各部分の点数が5.0以上)及び相当モナシュ英語基準 選ぶディプロマによる。最低IELTS 5.5(各部分の点数は5.0以上)及び相当英語コースが要求するレベル IELTS 6.0(ライティング6.0)及び相当英語コースが要求するレベル IELTS 3.5-6.5 のすべての英語レベルの学生に適合する英語コースがある。
最少年齢の要求 16才 16才 17才 各目標コースによる
(入手資料Monash College International Student Course Guide 2014-2015より筆者作成)
 モナシュ・カレッジには、全部で4つの部署がある。まず、上述のFoundation Year 部門(700-800名の学生が在籍)、ディプロマ・プログラム部門(1000-1500名の学生が在籍)、それとまた、Professional Pathway部門もある。プロフェッショナル・パスウェー部門では、勉強終わらせて、就職をさせるトランジッションのプログラムである。インターンシップや就職をさせ、ために必要となるビジネス・プログラムを行っている。それも留学生のためのプログラムでもあり、逆にオーストラリアの学生を海外に送り、海外でインターンシップを行う仕組みもある。モナシュ・カレッジの優れたところの一つとして、パスウェーの充実さが見える。モナシュ・カレッジを終わって、選択しとして、その柔軟性が見え于。そうすると、学生の進路の質だけでなく、多様性も実現している。そして、ランゲージ・センター(5000-6000名学生在籍)もある。ランゲージ・センターでは、大学院を目指す学生のためのコースもある。当部署は、クレートン・キャンパスにある。英語のみのコースもあるが、ファンデーション経由もディプロマ経由も、ランゲージ・センターを通して英語の授業を提供している。
 モナシュ大学に進学するため、個人的の志願とエージェント経由の志願がある。どちらのケースにおいても、IRS が全部のアプリケーション・フォームや必要な書類を全部受け取り、合否の判断を行う。成績に関する国ごとのリストもある。入学許可には、フル・オファーとコンディショナル・オファー(条件付きオファー)がある。フル・オファーであれば、すぐに入学することができるのに対し、コンディショナル・オファーの場合、アカデミック・レベルが足りているが、英語力が少し足りない場合(例えば、IELTS5.0であれば、5.5まであげなければならない場合)、条件付きオファーというかたちでモナシュ・カレッジにおいてランケージコースを取ることを重要視している。このような仕組があるため、ある程度スムーズに接続することができる。そして、留学生が大学の授業についていけないということを減らすことができる。
 また、モナシュ・カレッジには、独自のサポート部門も存在する。モナシュ・カレッジの学生はモナシュ大学の学生よりも年齢が若いため、文化適応のためのサポートも必要であり、特別なケアが要る場合もあるため、このサポート部門は、その役割を担っている。
 モナシュ・カレッジの海外プロモーションについては、マーケティングの仕事について、広報、ウェブサイトの作成などがメインであるが、もう一つは、学生のリクルートメント業務がある。リクルートメントのスタッフは、各国に出張し、留学相談会に参加し、直接学生と交流し、海外市場を広げている。しかし、モナシュ・カレッジはレクルートメントに関する主要の役割を担っておらず、そのリクルートメントのマネージャーはモナシュ大学にいる。そのため、モナシュ大学は、モナシュ・カレッジのために、レクルートメントを行っている。その学生はすべてパスウェーの必要がある学生である。各国に、一人の担当マネージャーが配置されている。例えば、中国からの留学生のリクルートメントの責任者も一人いる。また、日本からの留学生のリクルートメントの責任者も同様に一人配置されている。また、これらのマネージャーが、海外のエージェントとのつながりを築いている。しかし、モナシュ・カレッジはモナシュ大学のリクルートメントのサポートをしている。モナシュ・カレッジはモナシュ大学と契約している。その内容は、モナシュ大学が、海外でリクルートメントをする際に、モナシュ・カレッジも宣伝をする義務がある。
 モナシュ・カレージのファンデーション・プログラムにおける科目の種類は、形式フォーマットが3つあり、このコース、9ヶ月もしくは12ヶ月もしくは18ヶ月で修了することができ、例えば、英語力の低い学生は18ヶ月をかけて修了させ、英語力の高い学生に対しては9ヶ月で修了させることができる。その理由として、海外から来る学生が、オーストラリアの学年歴と合わない場合もあるため、出身国とのギャップが生まれてしまうこともあるためである。また、モナシュ・カレッジのもう一つの役割としては、英語力を上げるだけではなく、アカデミック・スキルも教えていることがある。スキルといえば、例えば、研究の方法、エッセーの書き方や、発表の方法などである。そのため、直接オーストラリアの大学へ進学する学生くらべ、とモナシュ・カレッジで勉強して大学へ行く学生と比べて、モナシュ・カレッジ経由の学生がオーストラリアにおいてローカルの学生と同じような成績を出している点から、その「大学入学準備」の価値観を見出すことができる。
 モナシュ・カレッジの教師の採用については、英語教師、ファンデーション・プログラムで教える各科目の教師、また、ディプロマ・プログラムで教える各科目の教師がいる。ファンデーション・プログラムの教師は、高校レベルのコースを教えなければならない。また、ディプロマ・プログラムの教師は、大学レベルの科目を教えないといけないため、モナシュ・コレッジは独自の人的資源を有している。教えるスタッフの連合とモナシュ・カレッジが共同に契約をし、教師を採用している。ファンデーション・プログラムの教師を採用する場合、高校で教えた経験のある教師の方がより良いとされている。高校の教師は、教室で教えた経験があるため、教えた経験がない教師に比べ、採用されやすい。しかし、ディプロマ・プログラムの教師の要件については、ファンデーション・プログラムとは異なる。それは大学レベルの授業であるためである。

3-3 マッコーリー大学(Macquarie University )の事例
マッコーリー大学は、オーストラリア・シドニーの北東部郊外、ノースライドに位置する公立大学である。その地域の大きなショッピングセンターであるマッコーリー・センター、さらにオーストラリアの「シリコンバレー」とも呼ばれるマッコーリー・リサーチパークに隣接する。上海交通大学の世界大学ランキングにより、マッコーリー大学はトップ2%に位置している。また、オーストラリアにおいてもトップ・テンに位置している 。その中、特にマッコーリー経営大学院はニューサウスウェールズ州で最古の歴史を誇り、各種の国際ランキングによればアジア太平洋地域でトップであり、世界でもベスト50に入る高い評価を受けている。言語学も有名で、オーストラリア国内最大規模の言語学部を誇る。また、英語教授法、通訳・翻訳などの分野において先導的地位を占め、マッコーリー大学から生まれたマッコーリー辞書は、世界で初めての本格的なオーストラリア英語辞典であり、オーストラリア国内で最もよく用いられる権威ある辞書となっている。マッコーリー大学はアカウンティングが有名、CPUの資格も取りやすいなどアピールをしている。 
 マッコーリー大学の国際プロモーティングについては、アジア人留学事情の担当者は、大学情報を集め、エージェントにも行くし、大学なども訪問する。エージェントに行く場合は、マコーリー大学のプロモーションをする。そして、留学フェアやエージェントへ留学相談に行く学生が、4,5箇所を絞り、アプライをし、オファー・レターが来る次第に、大学を決める。青木・内田(2001)の調査によりは、「入国の管理」については、現時点では要件を欠くため志望する大学に 入学できない学生が、 ファンデーション・プログラム修了時に大学の入学要件を充分に満たすところ まで能力を伸ばすことができるかどうかを正しく見極めることが求められ る。多様な国の様々な評価システムを経て出された成績を正しく判定する ためには、応募学生の出身国及び地域の中等教育システムに通じたエー ジェントが必要となる 。しかし、ほとんどの場合は、エージェントは学生の選抜をしてくれない。
 マッコーリー大学も含めてオーストラリアのどの大学(大学附属のファンデーション・プログラムなどのパスウェーも含め)においても、中国からの留学生数は一番多いと言われる(二番目、三番目の留学送り出す国については、それぞれの大学がどの国にアピールする力を入れるかによって変わる)。中国から直接引き受ける場合もあるし、教育エージェント経由で受け入れる場合もある。中国で、様々な留学エージェント(留学仲介機構も含めて)がある。200軒くらいがある。エージェントを使う理由として、ビザの手続きが難しいからである。エージェントが学生の情報をまとめて、マコーリー大学に持ってくる。 2016年にマッコーリーユニバーシティ・インターナショナル・カレッジ(Macquarie University International College)が設立される予定である。市内に設立予定である。それは、現在までのプレユニバーシティ・プログラムを入れ替わり、マッコーリー大学の独自のパスウェーになる。その際、マッコーリーユニバーシティ・インターナショナル・カレッジがマッコーリー大学の資源や施設など(例えば、図書館、福祉センター及びマッコーリー大学独自のティチング・ラーニング・センター)に最大限アクセスできる 。本研究における訪問の際、その内容はまだ変更中であった。ファンデーション以外のパスウェーとして、SIBTとディプロマのコース(大学には2年目からになる)がある。プレユニバーシティというよりは途中から編入可能で、6.0から受けるなら1年間ディプロマなら受け入れられる。2014年現在では、マコーリー大学のファウンデーション・プログラムの英語コースはNavitasが1年間提供していた。5.5から6.5に上がる見込みのコースである。学部それぞれでも各自の要求がある(例えば、人文学部に入るにはAustralian Tertiary Admission Rank (ATAR)エイター99.95中83点が必要である)。ディプロマ・プログラムに入ることは「無駄のない」一つの方法として、マッコーリー大学に入学というかたちでとられている。ファウンデーション・コースは一年間行われている。そして1年目から、英語のリクワイアメントが低いための準備コース、または完全に準備コースもある。

3-4 ナビタス・イングリッシュ・ダーウィン(Navitas English Darwin )とチャールズ・ダーウィン大学(Charles Darwin University)の事例    
 (1)ナビタス・イングリッシュ・ダーウィン、チャールズ・ダーウィン大学とその関係
 チャールズ・ダーウィン大学は、オーストラリア・ノーザンテリトリーのダーウィンに本部をおく公立大学である。メインキャンパスはダーウィン郊外のカシュアリーナにあり、アリススプリングスにもう一つのキャンパスはある。ダーウィンのノーザンテリトリー大学 (NTU) とアリススプリングスの Centralian College の統合によって2004年に誕生した。
 ナビタス・イングリッシュ(Navitas English)は、英語の課程、高校の課程、大学の課程や学位と企業の育成訓練プロジェクトのために英語コースを提供する世界の先駆者教育集団である。1981年創立のオーストラリアで最も歴史ある英語学校である。オーストラリアの主要都市(シドニー、ブリスベン、パース、ダーウィンなど)にキャンパスがあり、転校も可能である。また国籍バランス、豊富な英語コース、講師の高い質、進学提携校数の多さ、学生サポートにも定評がある。放課後・週末には楽しいアクティビティも提供していて、勉強面でも生活面でも、生徒一人一人しっかりとケアをしている。
 2014年、学生数は102名でそのうち日本人は4名である。「少人数(最大人数は18人)のクラスで、教師たちが毎日4,5時間学生のことを見ていて、親密な関係で学生をケアする。」と訪問対応者は語った。
 ナビタス・イングリッシュ・ダーウィン(Navitas English Darwin)は、2006年に創立された英語学校(ELICOS校)で、チャールズ・ダーウィン大学と提携して設立された。また、「ダーウィンで唯一の好評な英語学校」と当地の人に思われている。チャールズ・ダーウィン大学の敷地内に位置しているので、キャンパスライフを体験することができる。大学のインタナショナル・オフィスの隣にある。大学に近いため、ナビタス・イングリッシュ・ダーウィンの学生は、キャンパス内に完備されている銀行や郵便局、医療センター、カフェ、スーパーマーケットなどの施設を利用することができる。学生寮の滞在が可能である。ナビタスの学生がもし心理的な問題が起きたら、ナビタスにプロなカウンセラーがないため、学生をチャールズ・ダーウィン大学のカウンセラーに送る。しかし、ナビタス・ダーウィンとチャールズ・ダーウィン大学の関係については、ナビタス・ダーウィンのフロントはチャールズ・ダーウィン大学のインタナショナル・オフィスのすぐ近くなので、チャールズ・ダーウィン大学の学生がよく自分のトラブルをナビタスにクレームする。その誤解がよく生じている。附属の関係ではないが、契約によってチャールズ・ダーウィン大学で機関を使うと、費用を支払う。正式な関係ではないので、基本的に、ナビタスの卒業生がチャールズ・ダーウィン大学に入学後、ナビタスのサポートを受けることができない。
 (2)ナビタス・イングリッシュ・ダーウィンの役割
 ナビタス・ダーウィンはチャールズ・ダーウィン大学と提携して設立された。チャールズ・ダーウィン大学にとって、独立に存在する集団である。しかし、チャールズ・ダーウィン大学に入学志望の学生の英語成績を、チャールズ・ダーウィン大学が参考する。また、その学生たちの進歩も観察する。
  正式な関係ではないにもかかわらず、アカデミック・コースの学生が80%以上、チャールズ・ダーウィン大学おけるVETプログラム・学部課程・大学院課程に進学する。
 ナビタス・イングリッシュ・ダーウィンは二つの種類のコースがある。アカデミック・コースとジェネラル・コースである。アカデミック・コースは、さらにA-2(Academic English 2)とA-3(Academic English 3)の二つに分かれている。A-2レベルを完成すると、英語レベルはIELTS5.5相当で、大学や大学院に行くなら、A-3のコース(IELTS 6.5相当)を選ぶ必要がある。ジェネラル・コースは、会話のトピックは家族、旅行などであるが、アカデミック・コースのテーマは心理学、工学、建築学などである。アカデミック・コースは語彙力をフォーカスする。そして、ライティングも多い。しかし、IELTSの準備コースは提供していない。「我々のコースは学生の将来のために提供されるコースです。ただの証書のためのものではありません」、「A-3のコースの最大な課題はリサーチ・エセーで、ハードなコースです」と担当者が述べた。
 (3)チャールズ・ダーウィン大学の国際化と留学生の受け入れ
 チャールズ・ダーウィン大学は国際化の独特さを有する。チャールズ・ダーウィン大学はオーストラリアの大学の中でも非常にユニークな大学である。Times Higher Educationのランキングにより、チャールズ・ダーウィン大学は、世界の大学の前百位に位置している。また、Reutersにより、チャールズ・ダーウィン大学は、環境化学分野で、オーストラリア・ニュージランドにおいてトップ・フォーに位置している 。まず、チャールズ・ダーウィン大学は辺鄙な場所にある大学である。北部準州は非常に辺鄙である。北部準州はオーストラリア全土の17%の面積であるが、わずか1%の人口(300,000人)を占めだけである。チャールズ・ダーウィン大学はその北部準州に位置している。ダーウィンのローカルの人だけなら、チャールズ・ダーウィン大学の経営は難しい。そのため、他の地域から学生を招く努力をしないといけない。現在まで、様々なプログラムがチャールズ・ダーウィン大学で行われている。一つは、オーストラリア全国に行うオンライン教育である。現在、チャールズ・ダーウィン大学の学生数は24000人である。Higher Education を提供している大学でも Dual-sector大学でもある。Dual-sectorの意味は、職業教育・訓練の証書と学位を提供している。北部準州の発展のために、労働市場の雇用やビジネスに貢献するためである。杉本・竹腰・我妻(2014)により、近年、産学連携は、特にDual―sector大学において盛んでいる。それは、政府の移民受け入れ政策と関係し、高度人材と合わせて既存の国内労働力も一緒に向上するための一つの大切なことである 。国際教育ももちろん、教育の力で労働力の向上も図るチャールス・ダーウィン大学のような大学においては、学生は、ディプロマあるいはPhDを申請する。
 チャールズ・ダーウィン大学の場合は、60%の学生は職業教育訓練を受け、40%の学生は高等教育を受ける。40%の高等教育を受ける学生の中で、60%か70%の学生がオーストラリアのどこかの都市で(メルボルン、シドニー、アデレード、タスマニアなど)オンラインで教育を受ける。人気の専攻は介護と教育で、学生のときパートとして雇用される者も多い。そのため、チャールズ・ダーウィン大学の学生の構成は独特である。ローカル(メイン・キャンパス)で、少しのローカルの滞在学生と1200名の留学生がいる。その学生たちは、チャールズ・ダーウィン大学の20%の高等教育(Bachelor,Master,PhD)人口を占める。チャールズ・ダーウィン大学の国際戦略と開発部長を務めるTurvey氏が管理しているインタナショナル部門は国際化を進める責任が大きいともいえる。高品質な学生をリクルートすることは非常に大きなチャレンジである。他の国との共同研究は一つの手段である。現在、インドネシア、フィリピン、中国とインドの大学と、共同研究をしている。在籍の学生の国籍は50国以上あり、また、75%の教員や職員は海外出身である。つまり、キャンパス内において、オーストラリア人が少ないのである。この意味で、チャールズ・ダーウィン大学は、国際化環境にあるといえる。現在、チャールズ・ダーウィン大学の高等教育の学生のメインは主婦であるため、長時間海外に派遣することが非常に難しい。しかし、海外出身の学生及び教師と一緒に研究し、また、海外の大学と共同研究プログラムをやりながら、カリキュラム自体も徐々に改善している。海外の国とのショート・集中プログラム(2~3週間程度)は新たなコロンボ・プランの一部分でもある。短期的に学生を海外にいさせることも可能となる。例えば、学生を特に語学のプログラムでインドネシアや中国に行かせるなどである。学生の流動化のための交換プログラムのパートナーもある。そのパートナーは、主にヨーロッパ、アメリカ、カナダ、インドネシア、フィリピン、インド、中国、ベトナムにある。しかし、オーストラリア人の学生は、言語が難しいためアジアの国に行きたくない傾向がある。
 大学の国際的プロモーティングについては、チャールズ・ダーウィン大学の留学生受け入れ手段は、様々な手段でチャールズ・ダーウィン大学を宣伝している。特に、エージェント(IDPはメイン・エージェント。その他も様々ある)に依頼する。留学エージェントをトレーニングなどもさせる。そのエージェントは、留学フェアも行う。チャールズ・ダーウィン大学のスタッフは直接にエージェントが開催する留学フェアに行く場合もある。

4.事例に対する比較と検討 
 まず、次の表のように、事例に対する比較を行う。
4-1 ファンデーションとディプロマのコースの終了後の相違
 パスウェーを通じて進学することについては、ディプロマ・コースを修了した学生が行ける学部が少ない。例えば、モナシュ大学に進学したいのであれば、ディプロマ・コースを修了した学生は、モナシュ大学の4つの学部にしか入ることができないことになっている。4つの学部は、人文学部、ビジネス学部、芸術学部、そして工学部である。この4つの学部であれば、Diplomaコースを経由することができるが、もし、モナシュ大学の法学部や、医学部などに進学したい場合、直接に入学するか、Foundation経由で入学するかとなる。ファンデーション・プログラムのカリキュラムは、高校のカリキュラムであるため、科目が多様ある。どのコースを目指すかにより、履修する必要がある科目が変わってくるため、多くの場合、化学、生物、物理や、数学などの科目が必要である。ビジネスを学びたい学生は、数学は必修となる。
 また、ディプロマとファンデーションのエントリー・リクワイアメントが違う。ディプロマの場合は、IELTSが6.0は英語要件で、ファンデーションの場合は、IELTS5.5あれば受け入れる。生徒さんは、ファンデーション・プログラムに入ると、IELTS5.5点から6.5まで上げるという見込みでコースを提供されている。完全な準備コースで、クレジットなしで、そのまま勉強させる。

事例研究比較表
 比較項目
大学/機関 受け入れ条件 宣伝方法 接続コースの種類と役割 大学との関係
UNSW Foundation Studies 各国の学生の成績を参考する上での判断となる。 ニューサウスウェールズ大学により宣伝する。またはエージェントに頼む。 Standard Plus
(役割:IELTS5.5以上の学生参加。ゆっくりのペース)
Standard
(役割:IELTS5.5以上の学生参加。高校での成績が良いが、また大学へ進学するまで勉強が必要な学生にすすめる)
Transition
(IELTS6以上の学生参加。ちょっとだけ直接進学できない学生にすすめる。)
Foundation English Entry Course (FEEC)
(ファンデーション・コースに入れない学生のための英語コース) ニューサウスウェールズ大学の完全所有であるので、完全に大学の監督の下におかれ、コースの変更や試験の内容など、大学とほぼ同時更新ができる。カリキュラムの開発を大学と共同で進めているから、大学側のニーズに従ってより試験要求とピッタリする課程を提供できる。更に、大学側はファンデーションの修了生の学習情況をモニタリングすることができて、カリキュラムの改善のアドバイスも行っている。
Monash College 各国の学生の成績を参考する上での判断となる。 モナシュ大学により宣伝する。モナシュ大学のほうがエージェントに頼む。モナシュ大学はモナシュ・カレッジを宣伝する義務がある。 本稿9頁 「モナシュ・カレッジのプログラムの選択基準表」に参考
 モナシュ・カレッジもモナシュ大学のために存在し、モナシュ大学に入学するための教育プログラムを提供していて、モナシュ大学に進学するために、英語力、またはアカデミックの要求を満たしてない学生のために、ブリッジ(架け橋)として存在している。
Macquarie University 個別の国の大学入学試験の成績
個別の学校の連携プログラムで受け入れ
IB・SATの成績
パスウェー経由 留学事情の担当者は、大学情報を集め、エージェントにも行くし、大学なども訪問する。
Navitas English Darwin Elicos校なので、どなたでも。ただ、英語だけサーポト。 インタネットはほとんど Academic English 2
(IELTS5.5の相当レベルに到達するためのコース)
Academic English 3
(大学院に行くためのIELTS6.5の相当レベルに到達するためのコース)
ジェネラル・コース
(大学に通う意欲がない人のためのコース)
チャールズ・ダーウィン大学の敷地内に位置しているので、キャンパスライフを体験することができる。附属の関係ではないが、契約によってチャールズ・ダーウィン大学で機関を使うと、費用を支払う。正式な関係ではないので、基本的に、ナビタスの卒業生がチャールズ・ダーウィン大学に入学後、ナビタスのサポートを受けることができない。
Charles Darwin University 個別の国の大学入学試験の成績
IB・SATの成績 2014年現在、インタネットよりの宣伝がメイン。これから、エージェントにも頼む。

4-2 学生がパスウェーを選ぶ条件
場所(ライフスタイル、都会など)
大学(世界ランキング、行きたい専攻など
経済条件(アルバイトができるか)
英語の環境 
ダーウィンの例
学生がダーウィンを選ぶ理由
① お金稼げるような仕事の環境とリラックスできるライフ・スタイルが魅力的である。
特に、働きやすいという点がある。アルバイトも他の都市と比べてチャンスが多い。アルバイトがしたい人はすべて、必ずアルバイトを見つける。(アルバイトの内容については、レストラン、ホテル、スーパー、バー、小売りのお店などの接待業が主なアルバイトである。学生は2週間で40時間働ける。例えば、マックドナルドで一ヶ月は2000 AUD以上稼げる。)
② イングリッシュ・オンリー・ポリシー(English Only Policy)とダーウィンだけ持つ英語応用環境
学校は、「英語だけ」の方針を持っている。学校ももちろん、外に出ても、人々の国籍がバラバラであるから。英語をしゃべらないといけない環境にあり、英語の上達にメリットがある。
③ 「多様なカルチャー・ショック」
学生だけではなく、教師の国籍もバラバラであるので、多様な異文化の環境である。「みんなにとって日々、カルチャー・ショックです」とセンター・マネージャを務めるKeegan氏が述べた。それは、学生がダーウィンのナビタスが面白いと思う理由となっている。

4-3 留学生がオーストラリアに行く前の勉強情況(すでに学習した内容と学習していない内容)をどのように評価するか
 モナシュ・カレッジの例を言えば、留学生は、モナシュ・カレッジに入った後すぐに、以前の学習背景の情況の記入が要求される。留学生がモナシュ・カレッジのコースに入った後でも、教師が上手に学生の水準を測ることになっている。練習問題や宿題の中で、学生の水準をテストすることもできる。その他に、IRSの部署においても、ある特別な国で学習する科目レベルのオーストラリアでそれに相当するレベルに変換して測っている。例えば、数学教育の弱い国において教えられている数学科目が、オーストラリアにおいては「ベーシック・マスマッティクス(数学基礎)」とみなされる。前述もしたように、IRS部署では、各国の学生の学習資格をチェックしている。また、学生のデータや、大学に入学した後のフォローアップについては、CALLISTA(カリスタ)システムで調べることができる。
 マッコーリー大学の例を言えば、大学では高校の成績表によりチェックする。しかし科目チェックはない。プログレス アセスメント、アサインメントのHSCの結合した成績を点数化される。
 また、各国から来る学生の成績評価及びその成績の格差については、場合により、対応が違う場合もある。 学生がパスウェーとしての大学に附属する大学附属専門学校であるSIBTに行く場合は、大学はタッチしない。実験室などもない。知識など足りない場合は、アカデミックサポートをどこの大学でも行っている。留学生を受け入れる時、留学生を評価する場合は、AEIの下にCEPやNOOSRがある。
 一般的に、国際バカロレア(IB)や「高考」の成績は非常に信用できる。国別で、シンガポールの学生が一番優秀である。香港の教育システムが変わったため、学生のレベルを表す成績表では以前と比べて質がかなり落ちた。クウェートの学生は全般的一番学力が低い。
 また、チャールズ・ダーウィン大学の場合、質保証と成績評価の責任者については、Academic Learning and Language Support Unitという部門がある。その部門は、学生の学習の質を保証できる。特に学習のスキル、例えばエセーを書くスキル、時間の管理スキル、メモを取るスキル、宿題をするスキル、知識を組み合わせるスキルなどがある。実践的な学習スキルがあるかどうかを観察する。Academic Learning and Language Support Unitの授業は無料である。成績が悪い学生があれば、大学はその学生たちをAcademic Learning and Language Support Unitに行かせる義務がある。そうすると、役割として、質的保証だけでなく、最初から学生の基礎をしっかり管理することができる。受け入れるには、学術面で3つのアセスメントがある。① チャールズ・ダーウィン大学のアドミッション・チームは留学生の成績のデータベースを参考する。その参考するデータベースが2つある。一つは、イギリスのNARICである。もう一つはオーストラリア自国のNOOSRである。 ② 出身国でのGPAに参考する。③ 個別の科目の成績に参考する。例えば、工学に入学志望の学生の数学の成績を見る。上述の3つのアセスメントをした後、各学生の合否を決めて、オファーを送る。英語面のアセスメントについては、指標はIELTSの成績、あるいはTOEFLなどの成績である。
 前述のように、中国の場合はちょっと複雑である。「高考」の成績は省によって違うので、その同等性の評価はまだクリアできていない。中国で、地域によって、個別の学校の試験の難易度を調べ、合格ラインを作る。中国の大学入学試験である「高考」の点数を参考する時も、省によって、科目別のデータを収集し、総得点のみならず、各科目の合格ラインを設定することによって、一定の学力がある学生の資質を把握できる。
 チャールズ・ダーウィン大学は、ファンデーション・プログラムがない。もし、出身国のY-12は、チャールズ・ダーウィン大学が要求するY-12レベルに到達できないなら、2年のディプロマをオファーする。なぜなら、上述のように、チャールズ・ダーウィン大学は職業訓練校でもあるので、2年のディプロマ(例えばビジネス)の優秀な者は、一年延長し、その関連学科(例えばコマース)な学士学位が取れる。それは、チャールズ・ダーウィン大学の独特なパスウェーである。VETプログラムは高校とちょっと似ている(例えば、毎日4,5時間クラスにいる義務がある)。クレジット・トランスファも順調に行っている。学生の成績はすべてデータベースに管理されている。
 受け入れた後、それぞれの学院が各学年各専攻の各科目の成績をチェックする。国内の学生と留学生は別々にしない。留学生は留学ビザを持つために良いアカデミック進歩が義務となる。そのため、学院が各留学生に面接を行う。もし、評価が良くなければ、上述のAcademic Learning and Language Support Unitに行かないといけない。移民局は学生の成績をチェックしない。大学側がその責任を取るので、責任者は各大学である。
 また、たくさんのオーストラリアの大学はCompliance Teamがある。それも留学生の学習の進歩とアルバイトの制限などをしっかり管理する部門である。

5.おわりに
 本稿により、オーストラリアの大学や予備教育機関が、受け入れ側として、アジア人留学生の学部段階の留学において、自国で取得された後期中等教育修了資格をどのように認定し、学部留学への志望学生を選抜し受け入れ、補習教育を行っているのかを明らかにした。そして、以下のように、三点を検討していきたい。
 第一、オーストラリアの大学に行く前のファンデーション・プログラムに行く必要性の検討である。オーストラリアの大学学部は3年である。なぜなら、オーストラリアの大学では、基本的に一般科目教育はない。しかし、日本の大学にある科目みたいな一般科目は、大学の選択科目に入っている。そのため、専門以外、違う教科は選択科目としてないわけではない。マッコーリー大学を例にすると、エンジニアリングの場合は、はじめの2年間は幅広くエンジニアリングを勉強し、他の教科については、ファンデーションではそうした一般科目はないのか、学部のコース指定で科目はほとんどとることはない。高校では日本は11教科勉強するが、オーストラリアは州によっても異なるが、高校10年生で選択科目が始まる。ニューサウスウェールズ州においては、8月になると翌年の選択科目を決めないといけない。エクステンションは1ユニット、6教科とればいい。1つは英語、後は行きたい学部によって科目を決める。IBのような批判的学習や問題発展学習のようなものはない。
 また、医学部のある大学などは先に指定科目を定める。しかし、それぞれの国のカリキュラムのチェックは適当なところがあり、どこで穴埋めをやるのか、大学は詳しくチェックしていない。心理学や社会学のようなものがない大学ではボードオブスタディズのHSCの教科があるかもしれない。
 予備校、日本語学校やJASSOなどが理科や数学を教えているが、もう少しアカデミック思考の高い、大学と直結した。ファウンデーションスクールを出た後は、他の大学移ることもできる。日本人、例えば、ファンデーション・プログラムに行く必要があるかについては、「行ったほうが良い」と考えている。オーストラリアの大学は3年間を通して専門課程であり、一般課程がないため、日本の大学と比べてギャップがある。そのため、いきなり海外の高校を卒業して、一人きりでオーストラリアで頑張っていくことは大変であると考える。IBで高い点数を取った学生や帰国子女であれば、ある程度やれるが、普通の日本の高校で、英語力があり、アカデミック・スキルがあったとしても、いきなりオーストラリアの大学に進学することは非常に難しい。
 各国の教育体系が異なるため、ファンデーションを取ることの時間的な意味が違ってくる。例えば、ベトナム、中国はY11を終えた時点で高校2年生となり、ファウンデーションで1年かけてニューサウスウェールズ大学などを受ける場合が多い。そうすると時間の余分な時間をかけずに大学は3年なので一年はやく終わる。そして、日本人留学生の場合は、オーストラリアの大学に勉強するために、ファウンデーションに行く一年を入れると日本の大学4年間で勉強することに相当であるとも考えられる。理論的に、日本人学生もY-11終わってファンデーションに入ることもできるが、日本で高校を卒業してほしいと考える日本人の親がかなり人数多い。マッコーリー大学はファウンデーション6ターム(1ターム6週)9ヶ月、6ヶ月プログラム、3ヶ月プログラムを提供している。日本人の場合は、高校卒業で、IELTSが6.0とれた時点で、2ターム、3ヶ月のプログラムで、高校3年と3ヶ月で大学の学部に行ける。その3ヶ月は、日本人の親にとって、大学への準備期間と思われている。
 第二、大学直営のファンデーション・プログラムの利点について、UNSWのファンデーション・スタディの例を言うとは、ニューサウスウェールズ大学の完全所有であるので、完全に大学の監督の下におかれ、コースの変更や試験の内容など、大学とほぼ同時更新ができる。カリキュラムの開発を大学と共同で進めているから、大学側のニーズに従ってより試験要求とピッタリする課程を提供できる。更に、大学側はファンデーションの修了生の学習情況をモニタリングすることができて、カリキュラムの改善のアドバイスも行っている。また、モナシュ・カレッジもモナシュ大学のために存在し、モナシュ大学に入学するための教育プログラムを提供していて、モナシュ大学に進学するために、英語力、またはアカデミックの要求を満たしてない学生のために、ブリッジ(架け橋)として存在している。
 第三、ELICOS校におけるアカデミック英語の教える問題点。多様な国籍から来る学生たちを教えることは難しい。アジアの学生が多く来る季節に、ヨーロッパの学生がアジアの学生となじみにくい傾向があるそうである。また、国籍が違うと、いろいろな問題が出てくる。例えば、ナビタスによると、「アカデミック・コースで、カンニングの問題が国によって意識されていない場合もある。当然ながらカンニングはすべての学生がやってはいけない事にも関わらず」と述べた。国が違うと、高等教育システムが異なるため、教育のバックグランドもそれぞれである。それゆえ、オーストラリアの高等教育システムに適応するには困難がある。そのため、ナビタスは、その適応にさまざまなサポートをしている。

【参考文献】
主要書籍や論文文献
青木麻衣子・内田治子(2011) オーストラリアにおけるファウンデーション・プログラ ム : 留学生を対象とした予備教育の制度的枠組みと日本 への示唆 北海道大学留学生センター紀要第15号 pp.40-62
杉本和弘・竹腰千絵・我妻鉄也(2014) 第四章 オーストラリア 労働市場と第三段階教育オーストラリア・ニュージランドの教育  青木麻衣子・佐藤博志編著 pp.59-78

本調査のため入手した資料
International Program Guide 2015, undergraduate and postgraduate, Macquarie University
Monash College International Course Guide 2015, Monash College
Student Handbook Navitas English – Darwin 2015, Navitas English
UNSW Foundation Studies Student Guide 2014, UNSW Global Australia
大学あるいは大学の準備プログラムのホームページ
ニューサウスウェールズ・ファンデーション・スタディ
https://www.ufs.unsw.edu.au/
マッコーリー大学のインタナショナル・パスウェー
https://www.mq.edu.au/study/international-students/macquarie-university-international-college/pathways
モナシュ・カレッジ 
https://www.monashcollege.edu.au/
チャールス・ダーウィン大学
http://www.cdu.edu.au/


 

オーストラリアにおける受入れ機関、大学の事例

朱 静雯

3-1 留学生受入れの全体的構造 

オーストラリアにおける留学生受け入れの背景 

 オーストラリアにおける留学生の公的受け入れは、1950年発足したコロンボ・プラン (Colombo Plan)の加盟を契機とする。1980年代中盤、経済不振のため、オーストラリア政府は私費留学生受け入れを積極的に拡大すべきだとの見解が示されるようになった。それに伴うと、私費留学生の受け入れ拡大を模索していくこととなった。更に1990年代、オーストラリアの留学生数はすでに20万人を超え、国際教育はオーストラリアの第三輸出産業と言われるほど成長を遂げた。しかし、民間教育機関による強引な勧誘やそれによる様々な問題も引き起こした。
 オーストラリアにおける大学教育は、国際的な展開の活発化に伴い、国内の留学生への消費者保護の整備を進めていると言われている。オーストラリアは、留学生に適切な教育を提供することを保証する国家法「留学生への教育サービス制度(ESOS Act)」を制定している世界でも希少な国である。ESOS制度の目的は、留学生への正確な情報提供、留学生の利益保護(授業料の返還保証、授業料に見合う教育保証など)、不満対応手続きなどの整備である。
 ESOS制度は1991年に制定され、2000年に大幅な改正がなされた。改正の主要なポイントは、「留学生受け入れ教育機関登録制度(CRICOS )」の制定と、登録機関の遵守義務の詳細な記述である。オーストラリアは、留学ビジネスは重要な基幹産業の1つとなっており、留学生を受け入れる教育機関を対象に、「CRICOS コード」と呼ばれる全国統一の認定基準を設けるなど、連邦政府をあげて海外にアピールしている。ESOSの改革においては、情報提供・授業料・生活条件といった面で如何に留学生保護を強化するのか、留学生の入学水準維持や教室・キャンパスでの教育・社会経験の充実といった点で教育の質保証を如何に実現するのかに焦点に議論がなされた。
 ESOSの整備も充実するように発展していくことは、さらに留学生が増加し、オーストラリアの国自体や教育機関側も積極的に受け入れを行っている状態を促進していることとなっている。
 ESOSは、教育の消費者への保護制度ということであることがわかる。ところが、規制する対象は教育提供者(教育機構)であるため、消費者個人はその制度への関心は低い現状である。しかし、実際に、教育消費者がESOS法と「The National Code 」 を調べることにより,自分の権利を保護することができるだけではなく、厳しい規定に目を通すことにより、大学在籍中に起こる可能性のあるトラブルへの予防策となるため、多少時間やお金を無駄しないようにできると考える。
 ESOSとCRICOSとNational Codeの関係性については、まず、ESOSは、留学生(オーストラリア国内外を問わず)がある条件を満たすためのコース提供を義務づけている。一方、National Codeは、ESOS条例に基づき満たさなければならない条件を定めている。CRICOSは、National Codeに自主的に充足しているプロバイダーを登録している。
 高等教育の拡大や多様化は、質の低下への疑問も倍加させている。現在、更に学生数の急速な減少が顕在化している。数年続いたオーストラリア・ドルの値上がりを背景に、オーストラリアの大学も留学生を呼び込むため、オーストラリア・ドルの高騰を克服しながら、大学の魅力が価格上だけではなく、高い品質の教育を提供していることを留学消費者に対して保証しているが、オーストラリアの国際的地位の維持・向上にもさらに厳しい時期となってきていると言える。
 本章での事例の文章中、以下の用語を用いることから、国際的接続との関係を明らかにしながら、それらの用語を説明していく。

入学許可書 (CoE:Confirmation of Enrolment)

 オーストラリア政府のウェブサイトにおいて、入学許可書のマニュアルがある。この入学許可書の説明では、以下のように示されている。オーストラリアへ留学にする際、オーストラリアへの留学ビザが必要となる。そのビザ申請する際の一つ大事なものは入学許可書である。それは、学生がオーストラリアの大学に一回目の学費を払った後の入学確認書となる。オーストラリア留学ビザを申請する時、入学許可書を提出する必要がある。端的にいえば、入学許可書は学校が入国管理局に提出する証明である。それがあれば、ビザの受付が可能となる。特に、“Group of Eight ”の大学に申請する学生が、学校からFirm Offer を獲得した後すぐに学費を支払い、入学許可書を取得することが勧められる。その理由としては、申請する学生は多いものの、学位を取得する人数が限られているということである。そのポイントは、もし、入学資格があるまたは学費も払えるとしても、学位を取得する人数次第に、入学許可書を獲得できない場合もある。ここで、人数を制限することで教育の質保証ができると考えられる。

国別教育事情データ

大学における国際教育の国際化が進むにつれ、専門知識や経験などを海外で獲得した後にオーストラリアに来る者に関して獲得した専門知識や経験を公に認定するため、海外からの留学生を受け入れる際に留学生の出身国においてどの水準の教育を受けてきたのかを判断することが重要である。この作業を支援するため、AEI の内部に「国立海外能力認定事務局(NOOSR )」が設けられている。その様々の活動を通じて、さらに重要である国別教育事情データ(Country Education Profile,以下:CEP )と称する冊子シリーズがある。大学自身が、留学生を受け入れる時の適切なアカデミック・レベルを設定する決める権力がある。その時、CEPはほとんどの大学側の参考になる。そのもう一つは、Assessment of Overseas Qualification である。それは、CEPほど広範に使われていないが、組織(例えば留学生の将来の雇用者など)に留学生の海外資格の教育的なレベルを理解するためのサポートしてくれるものである。

CALLISTA(カリスタ)システム

 カリスタはオーストラリアにおいて、一般的に使われるデータを管理するシステムである。その中で、留学生の成績やID番号など、個人個人の情報(国籍、年齢、エージェント経由か否か、大学入学準備コース経由か否かなど)が入っている。各大学や大学入学準備コースの提供者などがお互いに共有し、学生の情報を登録している。

Foundation Program と ELICOS

 AEIの調査によれば、ほとんどの留学生がELICOS を手がかりに、オーストラリアで複数のレベルもしくはタイプの教育・訓練を受けている。その理由として、オーストラリアの大学に進学するため、他の成績などと比べて、英語能力が圧倒的に重要である。そのため、英語を公用語・準公用語とするシンガポールやマレーシアからの学生は高等教育機関に直接入学する傾向が強いのに対し、タイや中国、ベトナム、韓国出身の学生はELICOSやその他の英語コースを経由して進学する割合が高い。また、ELICOSと比べ、その割合が低いものの、入学前に、Foundation Programにより、大学生活に「適応」することが利点と言われる 。「Foundation Programのための国家基準 」によれば、Foundation Programとは、留学生がオーストラリアの高等教育プログラムに入学するのに必要とされるスキル・能力を保障するためのコースとして国家的に認められるものであり、通常大学学部一年生、またはそれと同等のレベルへの移行を実現する進路を提供するためのものを指す。

 インタビューによると、オーストラリアのファンデーション・プログラムは、半分は大学直属で、半分は私営である。オーストラリアの大学のファンデーション・プログラムに進学志望の学生の特徴は、自国の入学試験で、行きたい大学の点数よりやや低い学生や、自国の成績や卒業証明書が認められない学生である。オーストラリア全土で、70校のFoundation学校がある。ファンデーション・プログラムという名前は、オーストラリアでよく知られている。特にオーストラリアの留学生はよく知られている。ほとんどの大学で、自分の大学のファンデーション・プログラムがある。(ただし、ファンデーション・プログラム経由して、大学へ進学する留学生は、留学生全体に占める割合は非常に低い。ファンデーション・プログラムの費用が高いのは、その大きな理由だそう。)
 2014年11月2日~17日にかけて、訪問者は、オーストラリアにおける受け入れ機関・大学を訪問し、インタビュー調査を行った。これらの訪問機関のうち、特に、オーストラリアの受け入れについて、代表的だと思われる事例を紹介する。その中、UNSW Foundation StudiesとMonash Collegeは、大学との密接な連携がある機関である。Navitas English DarwinはELICOS校である。Macquarie Universityは、独自のファンデーション・プログラムも有し、そして他のPathwayも整備されている。それに対して、Charles Darwin Universityは、diploma programもfoundation programも提供せず、民間機関(Navitas)と連携し、NOOSRなどのデータベースを活用して、優秀な学生を選抜している。

               英語のみのコース ディプロマ・プログラム ファンデーション・プログラム
UNSW Foundation Studies                              ○
Navitas English CDU        ○
MonashCollege           ○           ○             ○
Macquarie University        ○           ○            ○              
                            (筆者2015年2月作成)


大学予備課程(受け入れ )Faundation Studies programme

3-3 Monash Collegeの事例

訪問日時: 11月13日 
訪問場所:Monash College City Campus
Level 3, 222 Bourke Street, Melbourne, 3000, Australia
対応者: 
I氏 (Monash College Business Development)  モナシュ大学の卒業生で、専門はビジネスと人文学。
P氏 (Monash College Marketing) モナシュ・カレッジで仕事をするだけではなく、モナシュ大学のマーケティング・チームとリクルートメント・チームとよく接触している。

【Monash Collegeの紹介】
 Monash Collegeは、モナシュ大学あるいは他の重点大学に進学するのに優れたパスウェー(Pathway)である。Monash Collegeは、大学進学のためのアカデそのミック・プログラム、あるいは英語のみのコースを提供している。オーストラリアにおいて、キャンパスは2つ存在する。一つはクレートン・キャンパス(Clayton Campus)ともう一つはメルボルン・シティ・キャンパス(City Campus)がある。また、中国、インドネシア、マレーシア、シンガポール、およびスリランカにおいて、パートナー機関というかたちでグローバル・ネットワークも有している。


(入手資料Monash College International Student Course Guide 2014-2015より筆者作成)

モナシュ・カレッジはどのような組織であるのか
 モナシュ・カレッジはモナシュ大学が作った会社であるため、全称はMonash College Pty Ltdである。モナシュ大学のために存在し、プログラムを提供している。オーストラリアの産業からの視点で見ると、留学生の授業料は全体の収入源の30%~40%となっている。モナシュ・カレッジは、ビジネスとして活動できるように会社として作られるものである。モナシュ・カレッジの歴史について、最初はモナシュ大学のためのリクルート手段としての存在であったが、現在その役割は大学の方に移り、モナシュ・カレッジの現在の役割としては、モナシュ大学に入学するための教育プログラムを提供することになっている。モナシュ・カレッジは、モナシュ大学に進学するために、英語力、またはアカデミックの要求を満たしてない学生のために、ブリッジ(架け橋)として存在している。オーストラリアの大学も海外の大学も含めているが、モナシュ大学に進学やすくするためにプログラムを提供している。モナシュ・カレッジのスタッフは、モナシュ大学とモナシュ・カレッジの両キャンパスに設置されているオフィスに勤務している。
 モナシュ・カレッジは、2014年に20週年を迎え、そのビジョンとしては、“Transition Education Provider“である。そして海外から、モナシュ大学に進学するためのトランジッション・プログラム(移行プログラム)を提供することが、モナシュ・カレッジのミッションとなる。

モナシュ・カレッジの部署
 モナシュ・カレッジには、4つの部署がある。まず、Foundation Year 部門(700-800名の学生が在籍)、ディプロマ・プログラム部門(1000-1500名の学生が在籍)、そして、Professional Pathway部門がある。プロフェッショナル・パスウェー部門では、勉強終わらせて、就職をさせるトランジッションのプログラムである。インターンシップや就職をさせ、ために必要となるビジネス・プログラムを行っている。留学生のためのプログラムでもあり、逆にオーストラリアの学生を海外に送り、海外でインターンシップを行う仕組みもある。そして、ランゲージ・センター(5000-6000名学生在籍)もある。ランゲージ・センターでは、大学院を目指す学生のためのコースもある。当部署は、クレートン・キャンパスにある。英語のみのコースもあるが、Foundation経由もDiploma経由も、ランゲージ・センターを通して英語の授業を提供している。
 また、モナシュ・カレッジには、独自のサポート部門も存在する。モナシュ・カレッジの学生はモナシュ大学の学生よりも年齢が若いため、文化適応のためのサポートも必要であり、特別なケアが要る場合もあるため、このサポート部門は、その役割を担っている。

モナシュ・カレッジのFoundationとDiplomaのコースの相違
 Diplomaコースを修了した学生は、モナシュ大学の4つの学部にしか入ることができないことになっている。4つの学部は、人文学部、ビジネス学部、芸術学部、そして工学部である。この4つの学部であれば、Diplomaコースを経由することができるが、もし、モナシュ大学の法学部や、医学部などに進学したい場合、直接に入学するか、Foundation経由で入学するかとなる。ファンデーション・プログラムのカリキュラムは、高校のカリキュラムであるため、科目が多様ある。どのコースを目指すかにより、履修する必要がある科目が変わってくるため、多くの場合、化学、生物、物理や、数学などの科目が必要である。ビジネスを学びたい学生は、数学は必修となる。

モナシュ・カレッジのファンデーション・プログラムと普通の高校のカリキュラムの違い
 ファンデーション・プログラムにおける科目の種類は、形式フォーマットが3つあり、このコース、9ヶ月もしくは12ヶ月もしくは18ヶ月で修了することができ、例えば、英語力の低い学生は18ヶ月をかけて修了させ、英語力の高い学生に対しては9ヶ月で修了させることができる。その理由として、海外から来る学生が、オーストラリアの学年歴と合わない場合もあるため、出身国とのギャップが生まれてしまうこともあるためである。また、モナシュ・カレッジのもう一つの役割としては、英語力を上げるだけではなく、アカデミック・スキルも教えていることがある。スキルといえば、例えば、研究の方法、エッセーの書き方や、発表の方法などである。そのため、直接オーストラリアの大学へ進学する学生くらべ、とモナシュ・カレッジで勉強して大学へ行く学生と比べて、モナシュ・カレッジ経由の学生がオーストラリアにおいてローカルの学生と同じような成績を出している点から、その「大学入学準備」の価値観を見出すことができる。

モナシュ・カレッジの中で、日本の高校生が少ない点について
 モナシュ・カレッジにおいて日本からの高校生が少ない理由の一つとして、ファンデーション・プログラムがあまり日本においてがあまり知られていない点があげられる。そのため、より多くのプロモーションをしなければならないといえる。また、日本の高校生に対しては、ファンデーション・プログラムを経由しなくても、日本の高校を卒業後、大学に進学できるため、あまりファンデーション・プログラムに参加するメリットがない。逆に大学に直接進学すれば、3年間で学位を取得することができる。つまり、1年間短縮することができるということである。Diploma Part 2(大学一年次)に入学するか、大学に直接入学するケースのほうが多いのである。

オーストラリアの大学で三年間卒業する学生と日本の大学で四年間卒業する学生の違いについて(オーストラリアの大学に行く前のファンデーション・プログラムに行く必要性の検討)
 この点に関しては、「行ったほうが良い」と考えている。オーストラリアの大学は3年間を通して専門課程であり、一般課程がないため、日本の大学と比べてギャップがある。そのため、いきなり海外の高校を卒業して、一人きりでオーストラリアで頑張っていくことは大変であると考える。IBで高い点数を取った学生や帰国子女であれば、ある程度やれるが、普通の日本の高校で、英語力があり、アカデミック・スキルがあったとしても、いきなりオーストラリアの大学に進学することは非常に難しい。

モナシュ大学のIRS(International Recruitment Services)
 モナシュ大学に進学する学生の中で、個人的に志願する学生とエイジェント経由で志願する学生がおり、どちらのケースにおいても、IRSが全部のアプリケーション・フォームや必要な書類を全部受け取り、合否の判断を行う。成績に関する国ごとのリストもある。
モナシュ大学とモナシュ・カレッジの相違
 モナシュ・カレッジの学生は英語力に関しても、アカデミック・スキルに関しても、一般の学生に比べて低いため、直接にモナシュ大学に入れない学生のために、モナシュ・カレッジがオプションとして存在している。その要求がモナシュ大学に揺れる場合には、モナシュ・カレッジが調整してくれる。モナシュ大学がモナシュカレージにフィードバックを行う。アカデミック・ボードがある。

モナシュ大学などが提供するオファーについて
 入学許可には、フル・オファーとコンディショナル・オファー(条件付きオファー)がある。フル・オファーであれば、すぐに入学することができるのに対し、コンディショナル・オファーの場合、アカデミック・レベルが足りているが、英語力が少し足りない場合(例えば、IELTS5.0であれば、5.5まであげなければならない場合)、条件付きオファーというかたちでモナシュ・カレッジにおいてランケージコースを取ることを重要視している。このような仕組があるため、ある程度スムーズに接続することができる。そして、留学生が大学の授業についていけないということを減らすことができる。

留学生がオーストラリアに行く前の勉強情況(すでに学習した内容と学習していない内容)をどのように評価するか
 留学生は、モナシュ・カレッジに入った後すぐに、以前の学習背景の情況の記入が要求される。留学生がモナシュ・カレッジのコースに入った後でも、教師が上手に学生の水準を測ることになっている。練習問題や宿題の中で、学生の水準をテストすることもできる。その他に、IRSの部署においても、ある特別な国で学習する科目レベルのオーストラリアでそれに相当するレベルに変換して測っている。例えば、数学教育の弱い国において教えられている数学科目が、オーストラリアにおいては「ベーシック・マスマッティクス(数学基礎)」とみなされる。IRS部署では、各国の学生の学習資格をチェックしている。また、学生のデータや、大学に入学した後のフォローアップについては、CALLISTA(カリスタ)システムで調べることができる。

モナシュ・カレッジの海外プロモーションについて
 マーケティングの仕事について、広報、ウェブサイトの作成などがメインであるが、もう一つは、学生のリクルートメント業務がある。リクルートメントのスタッフは、各国に出張し、留学相談会に参加し、直接学生と交流し、海外市場を広げている。しかし、モナシュ・カレッジはレクルートメントに関する主要の役割を担っておらず、そのリクルートメントのマネージャーはモナシュ大学にいる。そのため、モナシュ大学は、モナシュ・カレッジのために、レクルートメントを行っている。その学生はすべてパスウェーの必要がある学生である。各国に、一人の担当マネージャーが配置されている。例えば、中国からの留学生のリクルートメントの責任者も一人いる。また、日本からの留学生のリクルートメントの責任者も同様に一人配置されている。また、これらのマネージャーが、海外のエイジェントとのつながりを築いている。しかし、モナシュ・カレッジはモナシュ大学のリクルートメントのサポートをしている。モナシュ・カレッジはモナシュ大学と契約している。その内容は、モナシュ大学が、海外でリクルートメントをする際に、モナシュ・カレッジも宣伝をする義務がある。

モナシュ・カレッジの教師の採用について
 英語教師、ファンデーション・プログラムで教える各科目の教師、また、ディプロマ・プログラムで教える各科目の教師がいる。ファンデーション・プログラムの教師は、ハイスク高校レベルのコースを教えなければならない。また、ディプロマ・プログラムの教師は、大学レベルの科目を教えないといけないため、モナシュ・コレッジは独自の人的資源を有している。教えるスタッフの連合とモナシュ・カレッジが共同に契約をし、教師を採用している。ファンデーション・プログラムの教師を採用する場合、高校で教えた経験のある教師の方がより良いとされている。高校の教師は、教室で教えた経験があるため、教えた経験がない教師に比べ、採用されやすい。しかし、ディプロマ・プログラムの教師の要件については、ファンデーション・プログラムとは異なる。それは大学レベルの授業であるためである。
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Macquarie University(マッコーリー大学)Foundation Programeの設立にむけて

3-4  Macquarie University の事例

体験学習イメージ



訪問日時: 11月6日
訪問場所:
Macquarie University
Balaclava Road, North Ryde, NSW, 2019,Australia 
対応者:Y氏(国際部国別マネージャー)
【Macquarie Universityの紹介】
 マッコーリー大学は、オーストラリア・シドニーの北東部郊外、ノースライドに位置する公立大学である。地域の大きなショッピングセンターであるマッコーリー・センター、さらにオーストラリアの「シリコンバレー」とも呼ばれるマッコーリー・リサーチパークに隣接する。オーストラリアでも世界でも有名な大学である。
 マッコーリー経営大学院はニューサウスウェールズ州で最古の歴史を誇り、各種国際ランキングでいえばアジア太平洋地域でトップであり、世界でもベスト50の高い評価を受けている。言語学も有名で、オーストラリア国内最大規模の言語学部を誇りとなる。また、英語教授法、通訳・翻訳などの分野において先導的地位を占める。マッコーリー大学から生まれたマッコーリー辞書は、世界で初めての本格的なオーストラリア英語辞典であり、オーストラリア国内で最もよく用いられる権威ある辞書となっている。     

                                (写真1 Macquarie University Central Courtyard)【面談の情況】
 11月6日、訪問者がマッコーリー大学を概覧した後、国際部国別マネージャーを務めるY氏に案内してもらい、国際部のオフィスでインタビューを行った。面談の内容は以下の通りである。
オーストラリアへの留学概観とY氏の業務について
 中国からのオーストラリアへの留学の場合は、接続について、横の繫がりが多い。留学生数なら、中国の留学生は多い。中国から直接引き受ける場合もあるし、教育エージェント経由で受け入れる場合もある。エージェントを使う理由として、ビザの手続きが難しいからである。エージェントが学生の情報をまとめて、マコーリー大学に持ってくる。
 Y氏はベトナムと日本の留学市場を担当している。フェアで大学情報を集める仕事を行っている。エージェントにも行くし、大学なども訪問する。エージェントに行く場合は、マコーリー大学のプロモーションをする。アカウンティングが有名、CPUの資格も取りやすいなどアピールをしている。

オーストラリアへ留学に行く3つの接続形態
① 大学入学試験の成績(中国なら「高考」)により、受け入れる。
② IB(日本の場合IBかSAT)の成績により、受け入れる。
 日本の高校の認知がされていない(モナシュはやっている)。センター試験の成績で受け入れようかなと思っていた(センターを受ければ国内か)。
高校別の選択をしていない(日本の選抜はしやすい)日本と同じ、韓国もファウンデーションにいっていかないと駄目である。これまでマコーリーはNAVITASだった。イギリスのファウンデーションもしている。16年間SIBTのプログラムを使っていた。2014年、50周年になる際、マコーリー大学独自のファンデーション・プログラムが誕生した。
③ ファウンデーションやディプロマ経由で受け入れる。

マコーリーのファウンデーションへの移行について
 2016年からマッコーリーユニバーシティ・インターナショナル・カレッジが設立する。市内につくる。訪問者が訪問した際、その内容はまだ変更中でした。ファンデーション以外のパスウェーとして、SIBTとディプロマのコース(大学には2年目からになる)がある。プレユニバーシティというよりは途中から編入可能で、6.0から受けるなら1年間ディプロマなら受け入れられる。2014年現在は、マコーリー大学のファウンデーション・プログラムの英語コースはNavitasが1年間提供している。 5.5から6.5に上がる見込みのコースである。また、人文学部に入るにはAustralian Tertiary Admission Rank (ATAR)エイター99.95中83点が必要である。ファウンデーション・コースは一年間行われている。そして1年目から、英語のリクワイアメントが低いための準備コース、または完全に準備コースもある。
 州によって教育体系が異なる。クインズランドは7―3―2で、NSWは6―4―2である。最後の2年はどの州でも同じ 高校はY7からY12まである学校もある。州をまたいでくる学生は 他州でも高校卒業時期は同じなので、HSC高校卒業証書があるのでそれを受けてから、1学期から3学期まで授業、4学期はテストを受ける。
 レジストレーションは11月UAC: University Admissions Centreに登録する必要がある。ファウンデーションを入れると日本の4年間に相当である。
 ベトナム、中国はY11を終えた時点で高校2年生となり、ファウンデーションで1年かけてUNSWなどを受ける。そうすると時間の無駄なしで大学は3年なので一年はやく終わる。
 マッコーリー大学はファウンデーション6ターム(1ターム6週)9ヶ月 6ヶ月プログラム、3ヶ月プログラムを提供している。日本人の場合は、高校卒業で、IELTSが6.0とれた時点で、2ターム、3ヶ月のプログラムで、高校3年と3ヶ月で大学の学部に行ける。その3ヶ月に対する評価は、親から、それは準備機関と思われている。
 オーストラリアの大学では、一般教育はない。 エンジニアリングの場合は、はじめの2年間は幅広くエンジニアリングを勉強し、他の教科については、違う教科は選択科目としてないわけではない。ファンデーションではそうした一般科目はないのか、学部のコース指定で科目はほとんどとることはない。高校では日本は11教科勉強するが、オーストラリアは州によっても異なるが、高校10年生で選択科目が始まる。8月になると翌年の選択科目を決めないといけない。エクステンションは1ユニット 6教科とればいい。1つは英語、後は行きたい学部によって科目を決める。IBのような批判的学習や問題発展学習のようなものはない。
 マッコーリー大学では医学部はないが、医学部のあるところなどは先に指定科目を定める。しかし、それぞれの国のカリキュラムや基準では適当なところがある、チェックはどこで穴埋めをやるのか、大学はそこまで詳しくチェックしていない。
 心理学や社会学のようなものはない大学ではしないかと思われている。ボードオブスタディズのHSCの教科があるかもしれない。大学では専攻も決まっている。
 予備校、日本語学校やJASSOなどが理科や数学を教えているが、もう少しアカデミック思考の高い、大学と直結した。ファウンデーションスクールを出た後は、他の大学移ることもできる。
 中国の留学生の場合、Y11の時は学生が17才から、ディプロマも17才が最低年齢である。英語の基準は少し違う。英語が満たしていれば直接入学もできるので、高考の点数が足りていれば直接入学できる。

成績はどのようにチェックするのか
 大学では高校の成績表によりチェックする。しかし科目チェックはない。プログレス アセスメント、アサインメントのHSCの結合した成績を点数化される。
 学生がパスウェーとしてSIBTに行く場合は、大学はタッチしない。実験室などもない。知識など足りない場合は、アカデミックサポートを大学でどこでもやっている。できないときにどんなにサポートするのかを訪ねると、ファウンデーションは基本的にしないと答えられた。
 受け入れの時、留学生を評価する場合は、AEIの下にCEPやNOOSRがある。ベトナムではアムステルダム、ギフテッドスクールに直接入学させている。


CDU大学予備課程(受け入)とNAVITAS English Education

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3-5 Charles Darwin UniversityとNavitas English Darwin の事例
                                
訪問日時: 11月10日 
訪問場所: Charles Darwin University
Ellengowan Dr, Casuarina NT 0810
対応者: 
E氏 (Navitas English Darwin Centre Manager) イギリス出身
T氏 (Navitas English Darwin Director of Studies) イギリス出身
S氏 (Navitas English Darwin English teacher and translator) 中国出身
M氏 (Charles Darwin University Director International Strategy & Development) アイルランド出身

【Charles Darwin Universityと Navitas English Darwinの紹介】
 チャールズ・ダーウィン大学は、オーストラリア・ノーザンテリトリーのダーウィンに本部をおく公立大学である。メインキャンパスはダーウィン郊外のカシュアリーナにあり、アリススプリングスにもう一つのキャンパスはある。ダーウィンのノーザンテリトリー大学 (NTU) とアリススプリングスの Centralian College の統合によって2004年に誕生した。
 ナビタス・イングリッシュ(Navitas English)は、英語の課程、高校の課程、大学の課程や学位と企業の育成訓練プロジェクトのために英語コースを提供する世界の先駆者教育集団である。1981年創立のオーストラリアで最も歴史ある英語学校である。オーストラリアの主要都市(シドニー、ブリスベン、パース、ダーウィンなど)にキャンパスがあり、転校も可能である。また国籍バランス、豊富な英語コース、講師の高い質、進学提携校数の多さ、学生サポートにも定評がある。放課後・週末には楽しいアクティビティも提供していて、勉強面でも生活面でも、生徒一人一人しっかりとケアをする。
 ナビタス・イングリッシュ・ダーウィン(Navitas English Darwin)は、2006年に創立され、チャールズ・ダーウィン大学と提携して設立した英語学校(ELICOS校)である。チャールズ・ダーウィン大学の敷地内に位置しているので、キャンパスライフを体験することができる。大学のインタナショナル・オフィスの隣にある。大学に近いため、ナビタス・イングリッシュ・ダーウィンの学生は、キャンパス内に完備される、銀行や郵便局、医療センター、カフェ、スーパーマーケットなどの施設に慣れることができる。さらに、学生寮の滞在が可能である。学生数は102名で、2014年に、日本人は4である。「ナビタス・イングリッシュ・ダーウィンはダーウィンで唯一な好評(awful schoolがたくさんある)を持つ英語学校です」まで、対応者が教えてくれた。少人数(最大人数は18人)のクラスで、教師たちが毎日4,5時間学生のことを見ている。親密な関係で学生をケアする。
【Navitas English Darwinインタビュー内容】
General English VS Academic English
 ナビタス・イングリッシュ・ダーウィンは二つの種類のコースを行なっている。アカデミック・コースとジェネラル・コースである(学生の割合は大体50対50)。アカデミック・コースの中で、A-2(Academic English 3)とA-3(Academic English 3)二つのコースがある。A-2レベルを完成すると、英語レベルはIELTS5.5相当で、大学や大学院に行くなら、A-3のコース(IELTS 6.5相当)を完成する必要がある。ジェネラル・コースの中、会話のトピックは家族、旅行などであるが、アカデミック・コースのテーマは心理学、工学、建築学などである。アカデミック・コースは語彙力をフォーカスする。そして、ライティングのチャンスが多い。しかし、IELTSの準備コースを提供しない。Keegan氏によると、「われわれのコースは学生の将来のために提供されるコースです。ただの証書のためのものではありません」。A-3のコースで、最大な宿題はリサーチ・エセーである。「ハードなコースです」とL氏が述べた。

ダーウィンのナビタスで、国籍の多様性が豊であるが、最近台湾人が多い。
 2014年、調査行った時、ナビタス・ダーウィンで、102名の学生の中で、20人が台湾から来た。しかし、中国大陸の学生はわずか5人いる。その他の学生の国籍もバラバラである。なぜ台湾からの留学生はそんなに多いのか。その原因は、ダーウィンは、台湾人のワーキングホリデイのための目的地として流行っている。チャールズ・ダーウィン大学は台湾と何か伝統があるわけはなく、ダーウィンは場所として人気である。学生がワーキングホリデイで滞在し、ナビタスで勉強して、好きになったら、更に留学ビザにし、チャールズ・ダーウィン大学に進学する。

多様な国籍から来る学生たちを教えることが難しい
 アジアの学生がいっぱい来る季節に、ヨーロッパの学生がアジアの学生に入りにくい傾向があるそうである。また、学生の国籍が違うと、いろいろな問題が出てくる。例えば、L氏により、「アカデミック・コースで、カンニングの問題が国によって意識されていない場合もある。どうせいカンニング問題がすべての学生にとってやったらいけない事にも関わらず」と述べた。国が違うと、教育バックグランドもそれぞれである。高等教育システムが異なるため、どうせいオーストラリアの高等教育システムに適応する必要がある。しかし、困難であるが、ナビタスは、その適応にサポートをしている。

学生のダーウィン選択理由
① お金稼げるような仕事の環境とリラックスできるライフ・スタイルが魅力的である。
特に、働きやすいという点である。アルバイトも他の都市と比べてチャンスが多い。「アルバイトがほしいなら、アルバイト必ずある」とKeegan氏が述べた。アルバイトの内容については、レストラン、ホテル、スーパー、バー、小売りのお店などの招待業種が人気なアルバイトである。学生は2週間で40時間働ける。例えば、マックドナルドで一ヶ月は2000 AUD以上稼げる。
② イングリッシュ・オンリー・ポリシー(English Only Policy)とダーウィンだけ持つ利点
学校は、「英語だけ」の方針を持っている。学校ももちろん、外に出ても、英語をしゃべらないといけない環境が備えて、英語の上達にメリットがある。人の国籍がバラバラであるから。
③ 「独特なカルチャー・ショック」
学生だけではなく、教師の国籍もバラバラであるので、異文化の環境が独特である。「みんなにとってのカルチャー・ショックです」とK氏が述べた。それは、時々学生がダーウィンのナビタスが面白いと思う理由となる。

【Charles Darwin Universityインタビュー内容】
チャールズ・ダーウィン大学の国際化の独特さ
 チャールズ・ダーウィン大学はオーストラリアの大学の中でも非常にユニークな大学である。まず、チャールズ・ダーウィン大学は辺鄙な場所にある大学である。北部準州は非常に辺鄙である。北部準州はオーストラリア全土の17%の面積であるが、わずか1%の人口(300,000人)を占める。チャールズ・ダーウィン大学はその北部準州に位置している。ダーウィンのローカルの人だけなら、チャールズ・ダーウィン大学の経営が難しい。そのため、他のところの学生を招く努力をしないといけない。
 現在まで、様々なプログラムがチャールズ・ダーウィン大学に行われている。一つは、オーストラリア全国に行うオンライン教育である。現在、チャールズ・ダーウィン大学の学生数は24000人である。Higher Education を提供している大学でも Dual-sector大学でもある。Dual-sectorの意味は、職業教育・訓練の証書と学位を提供している。北部準州の発展のために、政府のために、労働市場の雇用やビジネスに貢献するためである。学生は、ディプロマあるいはPhDを申請する。チャールズ・ダーウィン大学の場合は、60%の学生は職業教育訓練を受け、40%の学生は高等教育を受ける。40%の高等教育を受ける学生の中、60%か70%の学生がオーストラリアのとかの都市で(メルボルン、シドニー、アデレード、タスマニアなど)オンラインで教育を受ける。人気な専攻は介護と教育であるので、学生の中でパートとして雇用されて、子どもが大きくなる女性が多い。そのため、チャールズ・ダーウィン大学の学生の構成は独特である。ローカル(メイン・キャンパス)で、少しのローカルの滞在学生と1200名の留学生がいる。その学生たちは、チャールズ・ダーウィン大学の20%の高等教(Bachelor,Master,PhD)人口を占める。そのため、T氏が管理しているインタナショナル部門は国際化を進める責任が大きい。
 高品質な学生をリクルートすることは非常に大きなチャレンジである。他の国との共同研究は一つの手段である。現在、インドネシア、フィリピン、中国とインドの大学と、共同研究をしている。在籍の学生の国籍は50国以上あり、また、75%の教員や職員は海外出身である。つまり、キャンパス内において、オーストラリア人が少ない。
 その意味で、チャールズ・ダーウィン大学は、天然な国際化環境である。

T氏の仕事について
 T氏は、オーストラリアのために仕事をするのは、すでに20年経った。チャールズ・ダーウィン大学には9年勤務している。その情況は珍しくない。その意味で、T氏が国際化の新たな解釈を提供してくれた。現在、チャールズ・ダーウィン大学の高等教育の学生のメインは主婦であるため、長時間海外に派遣することが非常に難しい。しかし、海外出身の学生及び教師と一緒に研究し、また、海外の大学と共同研究プログラムをやりながら、カリキュラム自体も徐々に改善していく。その新たな意味である。また、海外の国とのショート・集中プログラム(2~3週間程度)は新たなコロンボ・プランの一部分でもある。短期的に学生を海外にいさせることも可能となる。例えば、学生をインドネシアや中国に行かせる。特に語学のプログラムである。

チャールズ・ダーウィン大学の交換プログラム
 学生流動のため、交換プログラムのパートナーもある。そのパートナーは、主にヨーロッパ、アメリカ、カナダ、インドネシア、フィリピン、インド、中国、ベトナムにある。若い学生が多い。しかし、オーストラリア人の学生は、言語が難しいためアジアの国に行きたくない。



どのように留学生を受け入れるのか
 様々な手段でチャールズ・ダーウィン大学を宣伝する。特に、エージェント(IDPはメイン・エージェント。その他もいろいろある)に依頼する。留学エージェントをトレーニングなどもさせる。そのエージェントは、留学フェアも行う。チャールズ・ダーウィン大学のスタッフは直接にエージェントが開催する留学フェアに行く場合もある。

チャールズ・ダーウィン大学の質保証と成績評価の責任者について
 Academic Learning and Language Support Unitという部門がある。その部門は、学生の学習の質を保証できる。特に学習のスキル、例えばエセーを書くスキル、時間の管理スキル、メモを取るスキル、宿題をするスキル、知識を組み合わせるスキルなどがある。実践的な学習スキルがあるかどうかを観察する。Academic Learning and Language Support Unitの授業は無料である。成績が悪い学生があれば、大学はその学生たちをAcademic Learning and Language Support Unitに行かせる義務がある。
 受け入れる時、学術面いくつかのアセスメントがある。
① チャールズ・ダーウィン大学のアドミッション・チームは留学生の成績のデータベースを参考する。その参考するデータベースが2つある。一つは、イギリスのNARICである。もう一つはNOOSRである。
② 出身国でのGPAに参考する。
③ 個別の科目の成績に参考する。例えば、工学に入学志望の学生に、数学の成績を見る。
上述の3つのアセスメントをした後、各学生の合否を決めて、オファーを送る。
 英語面のアセスメントについては、指標はIELTSの成績、あるいはTOEFLの相当成績である。
しかし、中国の場合はちょっと複雑である。「高考」の成績は省によって違うので、その同等性の評価はまだクリアできていない。
 チャールズ・ダーウィン大学は、ファンデーション・プログラムがない。もし、出身国のY12は、チャールズ・ダーウィン大学が要求するY12レベルに到達できないなら、2年のディプロマをオファーする。なぜなら、上述のように、チャールズ・ダーウィン大学は職業訓練校でもあるので、2年のディプロマ(例えばビジネス)の優秀な者は、一年延長し、その関連学科(例えばコマース)な学士学位が取れる。それは、チャールズ・ダーウィン大学の独特なパスウェーである。VETプログラムは高校とちょっと似ている(例えば、毎日4,5時間クラスにいる義務がある)。クレジット・トランスファも順調に行っている。学生の成績はすべてデータベースに管理されている。
受け入れた後、それぞれの学院が各学年各専攻の各科目の成績をチェックする。国内の学生と留学生は別々させない。留学生は留学ビザを持つために良いアカデミック進歩が義務となる。そのため、学院が各留学生に面接を行う。もし、評価が良くなければ、上述のAcademic Learning and Language Support Unitに行かないといけない。移民局は学生の成績をチェックしない。大学側がその責任を取るので、責任者は各学院である。
また、チャールズ・ダーウィン大学(及びたくさんのオーストラリアの大学)はCompliance Teamがある。それも留学生の学習の進歩とアルバイトの制限などをしっかり管理する部門である。

【ナビタス・ダーウィンとチャールズダーウィン大学の関係について】
  「正式的な関係ではない」とK氏が述べた。ナビタス・ダーウィンのフロントはチャールズ・ダーウィン大学のインタナショナル・オフィスのすぐ近くなので、チャールズダーウィン大学の学生がよく自分のトラブルをナビタスにクレームする。その誤解がずっと生じる。
  ところが、ナビタスの学生がもし心理的な問題が起きたら、ナビタスでプロなカウンセラーがないため、学生をチャールズ・ダーウィン大学のカウンセラーに送る。附属の関係ではないが、契約があるから。チャールズ・ダーウィン大学で機関を使うと、費用を支払う。正式的な関係ではないので、基本的に、ナビタスの卒業生がチャールズ・ダーウィン大学に入学後、ナビタスのサポートを受けることができない。
  ナビタス・ダーウィンはチャールズ・ダーウィン大学にとって、独立に存在する集団である。ナビタスは自分の証書がある。しかし、チャールズ・ダーウィン大学に入学志望の学生の英語成績を、チャールズ・ダーウィン大学が参考する。また、その学生たちの進歩も観察する。
  正式的な関係ではないにもかかわらず、アカデミック・コースの学生が80%以上、チャールズ・ダーウィン大学おけるVETプログラム・学部課程・大学院課程に進学する。
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